前々から興味があった釣りタイトル。タイトルを釣りっぽくするだけで、記事の中身に関わらずとりあえずクリックしてもらえる可能性が上がるSEO的には美味しい方法。それを3ヶ月前にやってみました。
付けたタイトルは『イラレで人より一つ抜きん出る方法:正しいデータ入稿ができる』です。釣り部分はイラレで人より一つ抜きん出る方法です。恥ずかしいけど公開したままにすることにしました。
最初に考えたタイトルは『イラレの抑えておきたいレベルアップ:正しいデータを入稿できる』でした。これもちょっと釣りっぽいかな。
その分野のすごい人にTwitterでつぶやかれた
その瞬間、あ、やべ!と思いました。だってそんな人が読んでためになることなんか何一つ書いてないんですから!その記事の中身は、私が普段思っている愚痴そのものでした。もっとこんな人が増えれば仕事がスムーズになるのに!とイリイリしている部分を記事にぶつけたんですね。そしてそのイリイリ部分を『レベルアップ』というポジティブな内容に近づけて一つの記事にしただけなので。イラレ界のプロフェッショナルな方が読んでもなんの得にもなりません、ふ~んこんな奴いるんだくらい。
そのすごい人がつぶやいたことによりすごい人の周りの人が私の記事を読んでいろんな感想を書く。えぇこっそり見てましたとも!一番言われたのが誤字脱字と文章の下手さでした笑。自覚してるので『あはは!やっぱり突っ込まれた!』と思いました。無料で校正してもらっている気分でした。
私の失敗
それは読んで欲しいターゲット向けじゃない釣りタイトルを付けてしまったこと。記事のターゲットとは『イラレとかでチラシ作れるけどなんか業者に出すとかわかんないのよね』な初心者より出来る人。その人達を『中級レベル』とよんでいいのか、じつは『初心者レベル』なのではないのか?とカテゴライズできずに困りました。だから初心者とか中級レベル、とか付けなかったのです。定義がわからん。
で、例の釣りタイトルを付けてみたら『上級者』が釣れてしまったわけです。今ならその理由がよくわかります。上級者だからこそもっと上をめざそうとアンテナを張っているのだから。そう思うとやはり『初心者』とか『初級レベル』とか付けるべきだったのかもしれません。
やっぱり釣りタイトルってすごい
タイトル変えただけでこんなに影響があるんだなぁとびっくりしました。この辺境の個人ブログに人が来るんですもの。だいたいいつもの10倍はアクセスありました。ちょっと怖いくらい。反省点はありますが、初心者に向けてのタイトルを付けても読まれないだけだったかもしれません。実はすごい人に読んでもらって広めてもらうほうが初心者の目にもとまるかもしれないですもの。
まあでも、読まれない見出ししかつけられない人が、色々言っても
説得力ないですからね“@Ryosuke_Nishida: (読まれなければ仕方ないけれど、かといって、キャッチーな見出しつければいいでは済まなさそうなところが、ジャーナリズムの難しいところなんでしょうね)”
— Hiroyuki Fujisiro (@fujisiro) 2014, 5月 26
ジャーナリズムとかはわかりませんが、やはりタイトルは重要ですよね。
良い記事であれば釣りタイトルって許されると思うのですけど、そうでない記事が世の中あふれているので釣りタイトルって嫌われるんだろうな。私の場合は『この記事にこのタイトルはちょっと内容盛り過ぎてるなぁ』と自覚があったので完全に釣りですね。でも多分またやります。タイトルと中身がイーブンになるようには努力する!そして文章がうまくなりたいです。